安倍首相に近い情報当局の政府高官が11月9日、北朝鮮の高官とモンゴルで極秘に接触したことが、FNNの取材でわかった。

複数の政府関係者によると、11月9日、モンゴルの首都ウランバートルで、日本の情報当局トップの北村滋内閣情報官と北朝鮮の高官が、極秘に会談した。

この北朝鮮の高官は、統一戦線部の金聖恵(キム・ソンヘ)統一戦線策略室長とみられる。

日本側は、北朝鮮側から拉致問題解決への確約を取り付けたうえで、日朝首脳会談の実現を目指しており、北村氏は、北朝鮮側と水面下で交渉を行っているとみられる。

北村氏は、13日にワシントン入りし、アメリカの政府関係者と面会し、今回の交渉内容についても話し合うとみられる。

北村氏と金聖恵氏は、7月にもベトナムで接触していたことがわかっている。

11/14(水) 6:41
フジテレビ系(FNN)
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