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大阪 中1男女殺害事件 被告が2人が死亡するまでの経緯話す
2018年11月14日 19時38分

3年前、大阪・寝屋川市の中学1年生の少女と少年が遺体で見つかった事件の裁判員裁判で、殺人の罪に問われている男の被告人質問が行われました。被告は「少年は睡眠薬を渡したあと震えだし、その後、息をしなくなった。少女は静かにさせようと口を塞ぐうちに、手が首にずれて動かなくなった」などと話しました。

平成27年8月、大阪・寝屋川市の中学1年生、平田奈津美さん(13)と同級生の星野凌斗さん(12)を殺害したとして、殺人の罪に問われている山田浩二被告(48)の裁判員裁判は14日、大阪地方裁判所で被告人質問が行われました。

2人を車で連れ出したあと、死亡するまでの経緯を問われた山田被告は、少年について「車内でしんどそうだったので『大丈夫か』と聞くと、少女が『寝たら治る』と言うので、持っていた睡眠薬を渡した。その後、汗をかいて震えだし、しばらくすると息をしなくなった」と話しました。

一方、少女については「少年の遺体を放置したあと、『家に帰りたくない。見捨てるなら私を殺して』と言うので帰るよう説得したが、声が大きくなったので静かにさせようと口を塞いだ。そして口を押さえている手が、首にずれて動かなくなった」と話しました。

被告の主な発言
(リンク先に続きあり)

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