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2014年08月04日 19時11分 JST | 更新 2014年08月04日 19時16分 JST
『韓国アイドルのビデオに「原爆投下」 のシーン 繰り返し起きるわけは』
The Huffington Post

韓国の新人アイドル歌手グループのミュージックビデオの一場面に、
第2次世界大戦中に広島に原爆が投下されたことを報じる英字新聞などが使われていたとして、場面が一部差し替えられた。
韓国の歌手が原爆をイメージする画像で論議を呼んだことは過去にもあった。
分かっていれば最初から使わなければよさそうなものだが、なぜ起きるのか。背景を考察した。

今回問題になったのは、「少女時代」などの人気グループを抱える芸能事務所、SMエンタテインメントがデビューさせた「Red Velvet」という女性4人のグループ。
8月1日に公開されたデビュー曲「幸福」(Happiness)という曲のミュージックビデオの一場面で、メンバーの一人が踊るバックに、英字新聞のコラージュが一瞬登場する。

この新聞をよく見ると、当時アメリカなどで使われていた「JAPS」という日本人への蔑称とともに「日本、原爆にやられる」「連合国、裕仁(昭和天皇)に命令に従うよう求める」などの見出しが読み取れる。
別の場面では、2001年の世界同時多発テロでアメリカ・ニューヨークの世界貿易センタービルが炎上する場面とみられる建物も登場する。

日韓のメディアが相次いで取り上げたことで、所属事務所は3日に、YouTubeの公式チャンネルから当初のビデオを削除し、英字新聞や高層ビルが煙を上げる場面などを差し替えた。

https://www.huffingtonpost.jp/2014/08/04/korea-red-velvet_n_5647176.html