11/23(金) 7:03

「日本のみなさん、コンニチハ。アニータです。昔は『日本でもっとも有名なチリ人』なんて呼ばれていたけど、いまではチリでも私を知らない人はいないのよ。タレントとして、テレビに引っ張りだこなんだから」

約14億円ものカネが不正に引き出されていたことが発覚し、世間を大いに騒がせた「青森県住宅供給公社巨額横領事件」から17年。経理担当主幹だった夫から10億円近くを受け取り、日本中から大バッシングを浴びたあのアニータ・アルバラードさん(45)が、母国でタレントに転身、大成功を収めていた。

チリの首都・サンティアゴの自宅で独占インタビューに応じたアニータさんが、意気揚々と語る。

「事件のあと、チリに建てた8億円豪邸や財産はすべて差し押さえられちゃって、私は無一文に逆戻り。でも、テレビに出るようになったのも、実は事件のおかげなの。チリにまで日本のメディアが押しかけてきて、近所で有名になっちゃって。それで地元のテレビ局から取材を受けて、テレビに出るようになったのよ」

その後、その強烈なキャラクターが人気を呼び、『カーサ・デ・アニータ』(アニータの家)という冠番組まで持つようになった。平均視聴率は驚異の30%超。その人気は圧倒的だ。なぜそこまでの支持を得たのだろうか?アニータ本人は、その理由をこのように考えているそうだ。

「チリはカトリックの国だから、売春なんていうものは“この世に無いもの”とされていたの。もちろん、本当はあることをみんな知っている。だけど、私が性的なサービスを奉仕する仕事を、チリや日本で行なっていたことをカメラの前で話した。
それはチリではセンセーショナルな出来事だったのよ。もちろん、それを快く思わない人も多かった。だけど『カーサ・デ・アニータ』を見たら、(当時)7人の子どもを育てて、真っ当に母親をやっている。そこでアニータ・アルバラードという人間の評価が逆転したワケよね」

その他にも、テレビ番組内で汚職政治家に直撃取材をしたり、スラム街の子供たちへの支援活動を行ったりと、社会派な一面も見せている。そんな彼女の人気に目をつけ、こんなオファーもあったという。

「チリのある政党から、国政への出馬要請があったの。でも断ったわ。というのも、一番下の子どもはまだ4歳だから、私が政治家になったらあの子の面倒を見ることが出来なくなってしまうでしょ。ただ、政治にはとても関心があるわ。「右」か「左」かで言えば、私は「右」だと思う。というより、私は「左」が嫌いなのよ。だって彼らは、革命を起こそうという意志がないんですもの。
チリの現状に不満を抱いている国民の感情を無視した政策で中身がない。それにキューバやベネズエラが大変な状況なのに、彼らは一切同じ社会主義の同志を助けに行こうとしないのよ。どうして?私は、行動が伴わない思想を支持しないの」

以下略、続きはソース先で

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181123-00010001-friday-ent
https://amd.c.yimg.jp/im_siggmfG8FBaLI8DU_bpvHn34WQ---x900-y600-q90-exp3h-pril/amd/20181123-00010001-friday-001-1-view.jpg