*ソース元にニュース画像あり*
http://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20181126/8030002586.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
県の嘱託職員が同僚の正規職員との待遇の差に不満を持ち、嫌がらせのため
この正規職員などが作った行政文書のデータを意図的に削除していたとして、
停職1年の懲戒処分を受けました。
処分を受けたのは、高松市内にある県健康福祉部の出先機関に勤務する45歳の嘱託職員の女性です。
県によりますと、この職員はことし8月と先月、同僚である正規職員の女性2人などが
県民から寄せられた福祉に関する相談についてまとめた91件の
行政文書のデータを意図的に削除したということです。
正規職員が文書がないのに気づいて一連の行為が発覚したということで、
県はその後、文書が復元できる見通しが立ったとして、刑事告訴を見送るということです。
県の聞き取りに対して、職員は
「給与など正規職員との待遇の差に悔しさやうらやましさがあり、同僚の成績を消したかった」
などと話したということで、県は26日、この職員を停職1年の懲戒処分としました。
職員は、26日付けで依願退職したということです。
また県は、先月、高松市のコンビニエンスストアで他人が置き忘れた電子マネーカードを
持ち帰った総務部の出先機関の40歳の男性主任と、ことし6月、大阪の高速道路で
制限速度を45キロ上回る時速105キロで車を運転したとして裁判所から
罰金6万円の略式命令を受けた農政水産部の出先機関の53歳の男性所長を、
それぞれ戒告の処分としました。
県人事・行革課の井手下慶博課長は
「県民の信頼を揺るがすこととなり、重く受け止めている。
綱紀粛正などを徹底し、再発防止に努めたい」と話しています。
11/26 17:04