2018年11月28日 11時09分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181128/k10011726201000.html
衆議院を通過した外国人材の受け入れを拡大するための法案について、自民・公明両党の幹部が会談し、今の国会での成立を目指して参議院でも審議を着実に進めていく方針を確認しました。
会談では27日夜、衆議院本会議で可決され参議院に送られた外国人材の受け入れを拡大するための法案について今後の審議の進め方を協議しました。

そして、来月10日までの国会の会期内に成立させることを目指して、参議院でも法案の審議を着実に進めていく方針を確認しました。

また、大島衆議院議長から法律の施行前に新たな制度の詳細を国会に報告させたいという提案があったことを踏まえ、政府に対応を求めていくことで一致しました。

このあと、自民党の森山国会対策委員長は記者団に対し、「法案は昨夜、野党も出席して参議院に送ることができ、大変ありがたいことだった。法案について国民に理解してもらうことが大事だ」と述べました。

また、会談では、今の国会で1度も開かれていない衆議院憲法審査会を早期に開催し、継続審議になっている国民投票法改正案の審議を進めるため、野党側と調整する方針を改めて確認しました。