政府専用機 これまでアルコール検査せず 今後の対応検討へ
2018年11月29日 19時47分
航空会社のパイロットによる飲酒の問題が相次いでいることをめぐって、岩屋防衛大臣は、航空自衛隊が運用する政府専用機について、パイロットのアルコール検査は行っていないとしたうえで、今後、対応を検討する考えを示しました。
民間の航空会社のパイロットによる飲酒の問題が相次いでいることをめぐって、岩屋防衛大臣は、衆議院の安全保障委員会で、航空自衛隊が運用する政府専用機について、「総理大臣はもとより、ご皇室など要人に乗っていただく航空機であり、パイロットは当然、航空法の規定を順守している」と述べました。
一方で、岩屋大臣はアルコール検査について、「政府専用機のパイロットは、私としてはプロ中のプロだと思っており、自覚に欠けたような行為は行っていないと信頼している。今までの所はそういう検査は行っていない」と述べました。
そのうえで、岩屋大臣は「今後の民間エアラインへの対応や指導監督にあたる国土交通省の対応もしっかりと見極め、防衛省・自衛隊も適切に検討していきたい」と述べ、今後、対応を検討する考えを示しました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181129/K10011728481_1811291942_1811291944_01_02.jpg
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