●英語化における問題まとめ


■専門科目だけでなく、外国語の習得も当然、成し遂げなければならず
学生たちの多くは、膨大な時間を勉学に費やすことを強いられ、
健康管理や体力増強に手が回らない
英語を母語とする学生に劣らないレベルまで英語で専門教育を修めるということは、
非英語話者である日本人学生にとっては至難の業。
限られた年限の間に、その水準までいくには健康を害する危険性が大きい


■おそらく多くの学生は、英語の習得だけがせいぜいで、
学科の中身を深く修めるところまではほとんど手が回らない
英語はある程度できるようになっても、学問の中身は、日本語で学ぶ場合と比べて、
はるかにうすっぺらなものにしかなり得ない
音楽やスポーツなどに当てる時間もない →文化衰退
(英語圏の人間は日本人が英語を学ぶ時間を物理、数学、他の学習に当てられる)


■子供たちが日本語や日本文化に対する自信を失う 
 → 例)アメリカ凄い、日本はダメだー →アメリカ猿マネ、日本の慣習や文化破壊が加速

■英語だけで授業を行う → 3割程度の内容しか伝わらないおそれ
(日本語でも理解に時間がかかる子供の場合、もっと悲惨な状況に)

■若者が英語を習得するだけで年を取ってしまう 若者の時間の浪費

■幼少期からの英語教育(米国やシンガポールに留学等)のためにさらに教育費が必要に → 少子化 格差拡大
 英語の習得には多大な時間とコストがかかる

■英語を習得しても使う機会がなければ忘れてしまう

■大学で英語化が推進されると日本語の学術書が出版されなくなる

■日本語や日本の常識を身につけない英語エリートが日本を牛耳りおかしな政策を乱発する ←今もうすでに?!


■幼少期に2ヶ国語以上の学習は精神が分裂する悪影響。アイデンティティが曖昧になり根無し草に

■国の重要な問題に一握りの英語ができる特権階級しか関われなくなる

■英語ができるという過信で性悪な外国人に騙される (最悪、殺される)

■教材を英語で準備しなければならず教師に重い負担がかかる

■外国語の導入は社会に大きな格差と分断を作り出し団結心や連帯意識の形成を阻害する

■日本語も英語も中途半端なセミリンガルが大量に生まれる

■非英語圏の雄たる日本社会の英語化は、英語による文化支配の世界構造の
 いっそうの固定化につながる。

■外国企業が日本で商売しやすくなる

■英語で論文を書くことで英語圏の文化に貢献(文化の搾取、自国の文化が痩せ細る)


英語で日常会話は話せるが高度な思考はできない
安価で都合のいい現地雇いの労働者の量産が狙い