[2018年12月5日22時2分]
九州工業大(北九州市)は5日、学生を金属製の棒で殴りけがをさせたとして、大学院工学研究院の30代男性助教を懲戒解雇処分にした。

大学によると、助教は3〜6月、自身の研究室に所属する男子学生1人に対し、顔を素手で殴るなどの暴行を繰り返した。8月には長さ約60センチの金属製の棒で殴り、頭頂部を2針縫うけがを負わせた。「学生が実験サンプルを壊したことなどに腹を立てた」と話しているという。

学生の親から大学へ8月中旬に通報があった。記者会見した尾家祐二学長は「教育現場にあるまじき行為。再発防止に努めたい」と述べて謝罪した。(共同)

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