岩屋毅防衛相は11月27日、海上自衛隊のいずも型護衛艦を改修し、空母化することについて前向きな姿勢を示したが、中国では「いよいよ日本は中国と東アジアのリーダーの座をかけて争うつもりだ」との見方が強まっている。

中国メディアの今日頭条はこのほど、中国外交学院国際関係研究所の周永生教授の見解として、「岩屋防衛相の見解や日本政府関係者の発言から見て、日本政府は空母保有をすでに決定したと判断して良い」と主張し、これは日本が中国と東アジアのリーダーの座をかけて争おうとしていることの表れであると主張する記事を掲載した。

記事は、日本が米国から最大100機のF35戦闘機を追加購入することを検討していることを指摘し、いずも型護衛艦の空母化と合わせて「日本は海と空における戦力を拡大しようしている」と指摘。

F35Aは日本近海における作戦に従事し、垂直着陸が可能なF35Bは空母で運用し、海上からの作戦に従事することになると指摘した。

続けて、いずも型護衛艦が空母となり、F35Bを運用するとなれば、その作戦能力は中国の空母「遼寧」を上回ることになると主張。

遼寧が艦載できる戦闘機の数はいずもより多いものの、中国には艦載が可能な第5世代戦闘機がないためだと論じた。

また、日本がいずも型護衛艦の空母化を行えば「海上自衛隊は東アジアの海上におけるパワーバランスを大きく崩すことになる」とし、海上自衛隊の実力が急激に向上することによって、中国や東アジアの国々の安全保障にとっては大きな脅威となると主張。

一方、日本は空母を保有することを「自国の安全保障のため」と主張するだろうと前置きしつつも、「世界平和の前提のもと、日本はなぜ自国の海上戦力を増強する必要があるのか」と疑問を投げかけた。

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