12月05日 16時47分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20181205/8020003623.html
美馬市消防本部は、兵庫県の飲食店で先月、店員を殴ったり蹴ったりしたとして逮捕された消防士長を、消防士として許されない行為だなどとして懲戒免職の処分にしました。
懲戒免職の処分を受けたのは美馬市消防本部で通信指令業務を担当していた38歳の消防士長です。
消防士長は先月、酒に酔って兵庫県姫路市の飲食店を訪れ、入店を拒否されたことに腹を立てて店長と店員を殴ったり蹴ったりしたとして、駆けつけた警察官に暴行の疑いでその場で逮捕されました。
警察は翌日、消防士長を釈放し、任意で捜査を続けています。
美馬市消防本部は、今回の行為は市民の安心・安全を守る消防士として許されるものではないなどとして、５日付けで消防士長を懲戒免職の処分にしました。
美馬市消防本部の武田浩二消防長は「今後このような事態を二度と発生させないように職員に対して綱紀粛正と服務規律の確保の徹底を強く指導するとともに、職員一丸となって信頼回復に取り組んで参ります」とするコメントを出しました。
