12/6(木) 7:09配信
 名古屋市が待機児童対策の一環として、大手コンビニエンスストアの「ファミリーマート」と認可保育所の整備に関する協定を月内にも結ぶことが5日、分かった。

 ファミマ店舗の敷地などを活用し保育所を整備するのが狙いで、市によると「(自治体が)認可保育所の整備でコンビニと連携するのはおそらく全国初」(幹部)という。

 両者は協定に基づき、ファミマの既存店舗と新設する店舗の敷地内や2階部分への保育所整備について協議。保育所にふさわしい敷地や店舗があれば、同社が情報提供し市などが整備する。

 愛知県内にはファミリーマートの店舗が約1600軒あり、大手コンビニでは最も多い。市は児童が希望の保育所などに入所できない問題を解決するため、協定を結ぶことを決めた。

 締結後は実務者レベルで具体的な検討を行い、早ければ2020年度に協定に基づく認可保育所の新設を目指す。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181206-00000010-jij-pol