北海道教育委員会は5日、JRで不正乗車を繰り返したとして、渡島地方の男性高校教諭(40)を減給10分の1(1か月)の懲戒処分にした。

 発表によると、男性教諭は昨年9月、170円の入場券でJR新函館北斗駅の改札を入り、無人の七飯駅で降りた。正規運賃は210円だった。教諭は正規の3倍の運賃をJR北海道に支払った。

 道教委の調べに対し、男性は、2017年1月〜今年1月、同じ手口で5〜10回、不正乗車をしたほか、5回ほど函館駅―新函館北斗駅の特急を乗車券のみで乗るなどしたという。教諭は鉄道ファンで、「ストレス発散のためにやった」と話している。

2018年12月06日 10時14分
YOMIURI ONLINE
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