12/6(木) 12:15配信
Web東奥

 6日午前7時15分ごろ、青森県外ケ浜町三厩六條間の住宅で火災が起きていると付近住民から119番通報があった。青森消防本部によると、住宅6棟、車庫と倉庫各1棟の計8棟の被害が確認され、午前11時半現在、鎮圧状態となった。被災家屋に1人で暮らす70代男性と連絡が取れていないという。けが人の情報はない。

 現場は、国道339号沿いの海に面した集落で外ケ浜町三厩六條間と同算用師右平野にまたがる地区。午前9時半ごろ、現場一帯は白い煙で覆われ、焦げた臭いが立ち込めていた。自宅が被害に遭った浜谷寿三さん(79)は「今朝(外出先から)戻って来たら煙が見えた。まさか自分の家がこうなるとは。驚いた。住む所を探さないといけない」と話した。

 青森消防本部によると、救急車を含む消防車両19台が出動。地元消防団からも6台が出て、消防団員を含む約100人態勢で消火活動に当たった。現場は2016年9月、18年1月に大規模な火災があった三厩龍浜地区から南東に約9キロ地点。

 外ケ浜署は火災のため、午前8時から国道339号の義経寺駐車場(三厩本町)−三厩中学校(三厩釜野澤)間の約4.4キロの上下線を通行止めにした。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181206-00000007-webtoo-l02