茂木敏充経済再生担当相は6日、来年1月半ば以降に予定する環太平洋連携協定(TPP)閣僚級会合で、タイなどを念頭に「新規加入の具体的進展を図りたい」と述べ、参加国拡大に向けた議論に入る方針を示した。
TPPが今年12月30日に発効することを踏まえ、来年は加盟国増に注力する。

東京都内で6日午前に開かれた講演会で語った。
タイには日系自動車メーカーが多く進出し、東南アジアで最大級の製造拠点に成長している。
TPPには米国向けの自動車輸出で生産を伸ばすメキシコも含まれており、新規加入が実現すれば太平洋をまたぐ部品の調達・供給網を構築できる利点がある。

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