イオンは6日、11カ国による環太平洋連携協定(TPP11)が30日に発効するのに先立ち、オーストラリアの直営牧場産牛肉「トップバリュ グリーンアイナチュラル タスマニアビーフ」2品目を最大2割値下げすると発表した。TPPで豪州産牛肉の関税が下がるため、大幅な先行値下げで需要喚起を図る。

 対象はサーロインとリブロース。値下げ幅はそれぞれ19.7%と3.5%で、100グラム当たりの税込み価格はともに518円となる。イオンスタイル碑文谷(東京都目黒区)で6日から先行実施し、7日以降に他店へ広げる。期間は来年2月末までで、その後は為替相場などを見て判断する。

時事通信 2018年12月06日15時37分
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