>>361

少しは勉強して物言わないと周りの人間は阿保だと心の中で笑ってますよ

フィナンシャル・タイムズ紙(FT)は、2.2%という数字はアナリストの予測の1.7%を
越え、長期的潜在成長率の0.7%をはるかに上回るものだったとし、経済が余剰能力を
使い果たしており、失業率が下がり続けることを示唆すると述べる。
ニューヨーク・タイムズ紙(NYT)は、2005-2006年以来、最も長期に渡り経済が
拡大しており、景気拡大のペースは前四半期よりも加速していると述べる。
ブルームバーグは、輸出と底堅い国内需要が、成長の牽引役になったと説明している。

 各メディアとも、日本経済が本格的に回復の軌道に乗ってきたと見ているようだが、
我々の景気の実感に近い名目GDPは年率0.1%減となった。
NYTは、アベノミクスの量的緩和が成長を押し上げる助けとなったことにほぼ疑いはないとしているが、欠けているものはインフレだと述べ、物価が動かなければ、今の流れが消えてしまうとしている。

◆アベノミクスは正しかった。今こそ財政目標は忘れてインフレを
 FTは、いつまでもインフレを起こせないアベノミクスは効き目がないと言う
批評家たちは間違っていると断じ、安倍首相の手腕を高く評価している。
日本の失業率はこの22年で最低となり、労働力確保は企業の課題となっている。
20年以上に渡り安くて豊富な労働力を確保してきた企業は、価格を上げるよりも
むしろサービスの質を落とすことで人員削減に対応しているが、今後はそれも立ち行かなくなるため、インフ
レのための機は熟してきたと同紙は見ている。

 アベノミクスの成功は、世界経済にも左右される。
 政府は、2014年の消費増税と、一時期を除き4年半の間、財政政策を厳しくしたことは
間違いだったと気づいており、少しばかり財布のひもを緩め始めたとFTは述べ、
ばかばかしくでたらめな財政目標など無視し、インフレが起きるまでアベノミクスを続けよと主張している。