日産自動車の前会長カルロス・ゴーン容疑者(64)=金融商品取引法違反の疑いで逮捕=が東京地検特捜部の調べに、報酬の一部を有価証券報告書に記載せず、退任後に受け取る計画が記された文書にサインしたと供述していることが6日、関係者への取材で分かった。逮捕当初は否定していた。特捜部は、退任後の報酬支払いは確実だったと認識し、報告書への記載義務が生じた証拠になるとみている。

一方、関係者によると、ゴーン容疑者は「文書の内容を確認したという意味でサインしただけだ」とも説明。文書に効力はないとの主張は変えず、虚偽記載の容疑を否認しているもようだ。

ソース/YAHOO!ニュース(共同通信社)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181206-00000143-kyodonews-soci