メガマウスの全身骨格標本が完成

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20181206/1080004441.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

世界でも発見例の少ない大きな口が特徴の巨大なサメ「メガマウス」の全身骨格標本が完成し、
千葉県鴨川市の水族館で6日、報道機関向けに公開されました。

このメガマウスは、去年5月、千葉県館山市の定置網にかかり、死んだあと、
鴨川市の水族館「鴨川シーワールド」が引き取っていました。
メガマウスの捕獲記録は国内では23例しかなく、水族館では今後の調査研究に役立てるため、
研究者などの協力を得て全身骨格標本を作り、6日、報道機関向けに公開しました。

全身骨格標本は骨を組み合わせて体長5メートル40センチの巨大な姿を再現しています。
水族館によりますと、メガマウスの骨は水分を含んだ軟骨で出来ているため、
全身骨格標本を作るのは難しいとされていましたが、水分をアルコールに置き換える技術を使い、
世界で初めて製作に成功したということです。

標本作りに協力した北海道大学の仲谷一宏名誉教授は
「エサを食べている姿を再現した骨格標本にしました。巨大な姿を見て生態を学んでほしい」
と話しています。

全身骨格標本は7日から「鴨川シーワールド」で常設展示されます。

12/06 17:49