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行者ニンニクの粉とマスタードのチョコレート菓子 ロシアではボルシチ以外に何を食べているのか?
オピニオン
2018年12月03日 19:24
(アップデート 2018年12月03日 21:06)

アナスタシア フェドトワ

11月27日と28日、ロシア・エノガストロノミー観光デーが東京のロシア大使館で開催された。ブリヤート共和国の代表、ザバイカルの古儀式派、ヴォルゴグラードの農業学者が日本人に郷土料理をふるまい、開発した最新の料理について語った。泡立てたハチミツとは何なのか、マスタード入りチョコレートを考案したのは誰なのか、ブリヌィとピロシキ以外にロシアで何を食べればいいのかスプートニクのルポをお読みいただきたい。
スプートニク日本

エノガストロノミーとは?

この変わった用語は、食事にふさわしいものを選ぶ芸術という意味である。各国をめぐるエノガストロノミー・ルートは観光の新たなトレンドだ。観光客は観光名所を見るだけでなく、その国の料理も知るのである。
ロシアでもエノガストロノミー・ガイドブックの出版準備が進められている。なにしろ、ロシア料理は有名なボルシチやピロシキだけではないのだ。まさにあまり有名ではない郷土料理や伝統料理が、東京で開催されたロシア・エノガストロノミー観光デーで紹介されたのである。

開会式で連邦観光局のオレグ・サフォノフ局長は「私たちとしては、日本人がロシアを訪れる際に、首都や古都のモスクワやサンクトペテルブルグだけを訪れるのではなく、ロシアの他の地域も旅行してもらえたら非常に興味深いことです。エノガストロノミー観光デーを開催することで、私たちはロシア料理の深みや美しさを明らかにし、地方の特徴をお伝えしたいと思っている」と話した。

ヤクのタルタルと行者ニンニクのデザート

これまでにブリヤート料理を食べたことがあるだろうか?中華料理店に言ったことがあるなら、少なくともブリヤート料理をひとつは知っているはずです。それはブウズィというブリヤートの家庭ではどこでも作る料理であり、中国の包子の一種である。この料理は、カップ状にした生地で肉の餡を包んだものである。ブウズィは特殊な容器で蒸して調理する。
(リンク先に続きあり)