12/7(金) 7:33配信
岐阜新聞Web

 ツイッター上で女性に経済的援助を呼び掛ける「ママ活」をしたとして、岐阜県警が愛知県内の高校2年の男子生徒(17)を補導していたことが6日、県警への取材で分かった。少年のサイバー補導は初めて。少年課は男性に経済的援助を求める「パパ活」を行う少女の投稿とともに、少年の不適切な投稿にも監視の目を広げている。

 同課によると、10月下旬、捜査員が「愛知住みでママ活したいな〜、金欠だし #ママ活 #高校生 #誰でもいい」との投稿をサイバーパトロールで発見。身分を隠して30代女性を名乗って連絡を取ると、「3千円」をもらう約束で会うことを求めてきたという。

 同課は不良行為と判断し、11月中旬に岐阜市内で待ち合わせて補導した。男子生徒は小遣い目的で初めて投稿したといい、反省した様子だったという。

 サイバー補導は、捜査員がインターネット上の未成年の不適切な書き込みを注意、指導する。県警が今年に入ってサイバー補導した人数は11月末で36人に上り、昨年の14人を大幅に上回る。同課は「犯罪に巻き込まれる可能性もあり、小遣い欲しさの投稿はやめてほしい」と注意を呼び掛ける。

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