http://www.hokkaido-nl.jp/article/3272
JR北海道は7日、2016年度の線区別収支状況を発表した。
北海道新幹線(新函館北斗〜新青森間)は54億600万円の赤字となり、同社が15年12月に公表した16〜18年度平均の単年度収支想定より赤字額が6億円超過した。

 営業収益は116億5300万円、16年度から3年間の平均収支想定から5億5300万円上回ってはいるが、開業1年目としては厳しい数字。

 営業費用は170億5900万円で、3年間の平均想定を10億5900万円オーバー。
青函トンネル内の排水ポンプの電力費や高圧ケーブルなど老朽化設備の維持更新費、
貨物列車と共用走行するための三線軌条の維持コスト、短区間開業による割高な保守費用など北海道新幹線固有のコストが膨らんだ。