テレビ番組で取り上げられたことをきっかけに高野豆腐が売れている。受注が殺到しているが高野豆腐は製造に約1か月かかるため急な増産対応はできず、品薄状態は年内いっぱい続きそうだ。

きっかけとなったのは、10月22日にTBS系でゴールデンタイムに放送された健康番組「名医の太鼓判」。食後に血糖値が急上昇する“血糖値スパイク”を改善する効果が期待できる食材として高野豆腐を大々的に取り上げた。高野豆腐の製造過程で作られるレジスタントたんぱくに血糖値が下がる効果があるという内容だった。

放送翌日から高野豆腐の売れ行きが急激に伸びた。高野豆腐は豆腐を冷凍し低温で熟成させて製造するためリードタイムが長い。メーカーが番組の情報を入手したのは放送10日前で対応する余裕がなかった。年末に向け需要が高まる時期と重なったことも品薄の要因となった。

秋冬の需要期に向けメーカーは夏場から在庫を積み上げるが、既存取引先への供給が優先されるため急な需要増には対応できない。

高野豆腐の生産量は長野県が98%を占め、製造メーカーも旭松食品、みすずコーポレーション、常盤冷凍食品、信濃雪など数社に限定される。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181207-00010001-shokuhin-bus_all