総務省が7日発表した10月の2人以上世帯の家計調査によると、1世帯当たりの消費支出は29万396円となり、物価変動を除いた実質で前年同月比0.3%減となった。台風や北海道地震の影響で消費が振るわなかった9月に続き、2カ月連続のマイナスとなった。前年と比べて日曜が1日少ないことが影響した。

総務省は消費の基調判断を「持ち直しの動きに足踏みがみられる」で据え置いた。担当者は、名目では1.4%増加していると説明し、「11月以降の動向を見る必要はあるが、災害の影響は一時的だった」と話した。

共同通信 2018/12/7 10:16
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