東京医科大学は、不正な得点操作で不合格になった受験生のうち、44人の追加合格を認めた一方、女子受験生5人について、定員を理由に再度不合格としたと発表した。

東京医科大学は、2017年と2018年の入試で、本来は合格ラインに達していたのに不正な得点操作で不合格となった受験生101人を対象に、あらためて入学の意向確認を行った。

その結果、入学を希望した49人のうち、男子15人と女子29人のあわせて44人を追加合格とし、2019年度の入学を認めた一方で、残りの女子5人については、受け入れの上限を超えたとして、再度不合格としたという。

柴山文科相は、「受験生に落ち度がないにもかかわらず、不安定な状況に置かれたうえ、不合格となった方がいるという結果が生じたことは大変残念」と述べた。

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