兵庫県警察本部の警察犬を選ぶ審査会が、三木市で行われ、ペットとしておなじみの小型犬も挑戦しました。

審査会はふだんは一般家庭などで飼育され、緊急時に出動する嘱託の警察犬を選ぶもので、証拠品のにおいをかぎ分ける力などが審査されました。

大型犬を中心に109頭が参加するなか、西宮市の民間の訓練所で飼育されているチワワの「コタロウ」も参加しました。

「コタロウ」は、5年連続で審査会に出ていて、7日は5つの布のにおいをかいで正解を選ぶ審査に臨みましたが、4回のうち最初の2回を連続して失敗したため失格となりました。

指導員の池鍋真里亜さんは「きょうは大きな犬に囲まれてびくびくしてしまい、実力が発揮できませんでした。どんな状況でも活躍できるよう訓練に励みます」と話していました。

警察によりますと、兵庫県警の嘱託警察犬の多くはシェパードやゴールデンレトリーバーなどの大型犬で、チワワが選ばれたことはこれまでにないということです。

2018年12月7日 18時25分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181207/k10011738901000.html
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