国産初のジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」を開発している三菱航空機(愛知県豊山町)は7日、親会社の三菱重工業から2200億円の支援を受け、債務超過を解消したと発表した。
三菱重工が1700億円の増資を引き受けた上、500億円の債権を放棄した。

三菱航空機はMRJの開発遅れが響き、平成30年3月期決算で1100億円の債務超過に陥っていた。
三菱航空機は安全性向上のための設計変更などでMRJの納期を5度延期しており、32年半ばの初納入に向け開発を急いでいる。 

https://www.sankei.com/economy/news/181207/ecn1812070027-n1.html