夜の政治
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10日に衆院憲法審査会 テレビ広告規制で民放連から意見聞く
2018年12月7日 20時16分憲法

衆議院憲法審査会は会期末の来週10日に自民・公明両党などが提出した国民投票法の改正案を継続審議にする手続きを行うとともに、テレビ広告の規制をめぐって民放連=日本民間放送連盟から意見を聞くことになりました。

衆議院憲法審査会は与野党の筆頭幹事が協議し、会期末の来週10日に審査会を開き自民・公明両党などが提出した国民投票法の改正案を継続審議にする手続きを行うことで合意しました。

また、野党側が国民投票をめぐってテレビ広告の規制などを求めていることを踏まえ、審査会のあとに幹事懇談会を開いて民放連=日本民間放送連盟から意見を聞くことで一致しました。

一方、自民党が目指す「自衛隊の明記」など4項目の憲法改正案の提示は見送られる公算が大きくなっていますが、自民党内の一部には、10日の幹事懇談会で改正案に言及することも検討すべきだという意見もあります。

与党側の筆頭幹事を務める自民党の新藤元総務大臣は記者団に対し、「野党側と合意しているのはテレビ広告の規制について民放連の考え方を聞き、質疑を行うことだけだ」と述べました。