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首相 ブッシュ元大統領の死去で米大使館弔問
2018年12月7日 13時36分

先月30日にアメリカのブッシュ元大統領が亡くなったことを受けて、安倍総理大臣は7日、東京・港区にあるアメリカ大使館を訪れ、館内に設けられた記帳台で記帳し死を悼みました。

アメリカの第41代大統領で、東西冷戦を終結に導くなどの功績をあげた、ジョージ・H・W・ブッシュ氏は、先月30日に94歳で亡くなり、その後、首都ワシントンで歴代大統領や政財界の要人が参列して国葬などが行われました。

安倍総理大臣は7日正午ごろ、東京・港区にあるアメリカ大使館を訪れ、館内に設けられた記帳台で記帳し、死を悼みました。

この際、安倍総理大臣はハガティ駐日大使に対し「ブッシュ氏が日米関係の強化に貢献された功績を胸に刻みながら、日米関係をさらに発展させたい」と述べました。

また、安倍総理大臣は6日、アメリカ軍岩国基地の戦闘攻撃機と空中給油機が接触し、海上に墜落した事故で、乗員が亡くなったことに哀悼の意を示したうえで、「残る乗員が一刻も早く無事に救助されるよう、日本側として最善の努力を行っている」と伝えたのに対し、ハガティ大使は謝意を示しました。

このあと、安倍総理大臣は総理大臣官邸に戻った際、記者団に対し、「ブッシュ氏はアメリカの大統領として自由世界を率いた偉大な大統領だった。日米の同盟関係をより深化させ、緊密にしていくうえにおいて、大きな功績を残していった方であり、改めてお悔やみを申し上げたい」と述べました。