年末年始の贈答用に人気がある扇形の色鮮やかな二枚貝、ヒオウギ貝の出荷が愛南町で最盛期を迎えています。

ヒオウギ貝は、黄色やオレンジ、紫などカラフルな扇形が特徴の二枚貝です。
宇和海を中心に50軒ほどの養殖業者が年間40万個ほど生産していて、年末年始の贈答用として出荷の最盛期を迎えています。

このうち、愛南町家串の養殖業者、小林哲さんの作業場では、1年半ほどかけて育てた直径9センチほどのヒオウギ貝を彩りよく箱に詰めていました。
ヒオウギ貝は、冬になると貝殻の色が一番鮮やかになるうえ貝柱のうまみも濃厚になるということです。

小林さんは、「ことしは雨が多かったものの例年どおり大きくてきれいでおいしいヒオウギ貝ができました。彩りがいいので正月のおせちの一品にもおすすめです」と話していました。
贈答用の出荷は年内いっぱい続き、ことしも例年どおり500ケースの出荷を見込んでいるということです。

12月07日 12時57分
愛媛 NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20181207/0002761.html
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