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OPEC 減産1日120万バレルで合意 来年1月から半年間
2018年12月8日 2時03分

サウジアラビアなど主な産油国で作るOPEC=石油輸出国機構は、7日、ロシアなど非加盟の産油国と来年の生産量について協議し、協調して減産することで合意しました。具体的には1日あたりの生産量を、来年1月から半年間、ことし10月の時点よりあわせて120万バレル減らすとしています。

これはOPECと、協力関係にある非加盟国とを合わせた生産量の、2%余りにあたります。
内訳はサウジアラビアなどのOPEC側が80万バレル、ロシアなどの非加盟国側が40万バレルとなっています。

OPECとロシアなどは値下がりしている原油価格を、協調減産によって引き上げたい考えです。
ただ、景気が減速して原油の需要そのものが減るという見通しもあるため、減産によって原油が余るという見方が後退し、産油国の狙いどおりに値上がりしていくかは不透明です。