先月、警察無線でのやり取りとみられる音声がインターネット上で公開されているのが見つかりましたが、岩手県の60代の男性が「自分が投稿した」と名乗り出たことがわかりました。男性は「警察無線の音声が入ったCDを購入した」と話しているということで、警視庁などが詳しいいきさつを調べています。

先月、動画投稿サイト「YouTube」に、警察無線でのやり取りとみられる音声が公開されているのが見つかり、警視庁が調べたところ平成21年に東京都内で起きたひき逃げ事件の捜査で通信指令本部とパトカーとの間でやり取りされたものが、何らかの方法で録音された可能性が高いことが分かりました。

音声には事件に関係するとみられる車のナンバーや所有者の名前などの個人情報が含まれていて、警視庁が、サイトを運営するグーグルに要請して削除されました。

捜査関係者によりますと、この問題が報道された今月8日、岩手県内に住む60代の男性が警察に、「自分が投稿した」と名乗り出たということです。

男性は「警察無線の音声が収録されたCDを購入した」と話しているということです。

警察無線は暗号化され一般の人は聞くことができないよう厳重に対策が取られていて、警視庁などが詳しいいきさつを調べています。

2018年12月11日 21時34分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181211/k10011743641000.html
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181211/K10011743641_1812112140_1812112141_01_02.jpg

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