私的な投資の損失を日産自動車に付け替えたなどとして、会社法違反(特別背任)の疑いでカルロス・ゴーン容疑者(64)が再逮捕された事件で、日産の中東担当者らが東京地検特捜部に、ゴーン容疑者がサウジアラビア人の知人に依頼したとする「サウジ政府や王族へのロビー活動」に対して報酬を支払っていたことは知らないと説明していることが26日、関係者への取材で分かった。

特捜部は知人側に渡った約16億円はロビー活動への対価ではなく、付け替えを巡る謝礼として支出されたとみている。知人は聴取しておらず、周辺関係者に説明を求めるなどして実態解明を進めている。

ソース/YAHOO!ニュース(共同通信社)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181226-00000159-kyodonews-soci