2018年5月29日 5時0分
http://news.livedoor.com/article/detail/14782414/
抜粋

身長150センチ、体重30キロ台と小柄すぎて通常分娩できず、3人の子どもは帝王切開で産んだ。
持病の喘息と対人恐怖症の治療のため定期的に通院し、精神安定剤を服用している。
「例えば、マンションの階段を子ども1人抱えて下りるのも大変で、喘息の発作が出てひっくり返っちゃう。
頭が痛くなって嘔吐し、関節まで痛くなる。だから、部屋で横になっているのは日常茶飯事だった。
そんな具合だから、子どもを連れて外出なんて無理。対人恐怖症もあるから、公園デビューしてママ友をつくることもできないわけよ」
 8〜9歳のころ、両親が離婚した。
実母はパチンコで消費者金融から数百万円借金するなどギャンブル依存症で、アルコール依存症でもあった。
娘たちに万引きを強要し、包丁を向けたことも。
3姉妹は深刻な虐待を受けた。実父はそのころ事業に失敗し、持病の喘息と股関節痛が悪化。娘たちは施設に預けられた。
「仁美はその施設と学校でいじめに遭ってねぇ。母親からの虐待もあって対人恐怖症に陥ってしまったんです。
仁美だけ施設から出し、一緒に車上生活を送った時期もあるんです。だから、あの子は高校へも行かせていないんですよ」
実父が娘たちを引き取って、一家が平常を取り戻したのは2011年。
仁美容疑者は20歳になる前に出会い系サイトで拳士郎容疑者と知り合い、ほどなくして妊娠。
実父に「結婚したい」と切り出した。
「まだ若すぎて不安はあったけど、2人がどうしてもというので認めたんです。
拳士郎には、“仁美は普通の子じゃないんだぞ。覚悟はあるんだろうな”と言うと、”はい、(喘息で酸欠時の)吸入器は買いますし、全力でカバーしますから”と誓ったからね。
拳士郎の親も最初は反対したが、最終的にはやつの故郷・福岡県飯塚市で所帯を持つという条件で結婚を認めたんだ。
仁美は知らない土地でやつだけが心の拠り所だった」