9日午前、高知市中心部にあるビルの解体工事現場で3階部分のコンクリートの床が崩れ落ち、トラックの荷台が押しつぶされましたが、けが人はいませんでした。

9日午前10時半ごろ、高知市本町にある立体駐車場のビルの解体工事現場で、3階部分のコンクリートの床が崩れ落ちました。

解体工事を行っていた業者によりますと、コンクリート片などは2階の空洞部分を抜けて1階まで落下し、止まっていたトラックの荷台が押しつぶされました。

現場ではおよそ10人が作業をしていましたが、けが人はいませんでした。

当時、崩れ落ちた床の上には、解体工事で出たコンクリートのがれきが積み上げられ、それを重機で移動させていたということです。

現場の隣にあるNHK高知放送局では、ゴーッという大きな音とともに数秒間揺れを感じ、放送局に設置されたNHKの震度計も揺れを感知しました。

現場近くの飲食店で働く女性は「音がすごくて何があったのかと思いました。揺れたので地震だと思い、怖かったです」と話していました。

現場は、高知市中心部の電車通りに近い、商店やマンションなどが建ち並ぶ場所で、警察では現場の状況を確認しています。

2019年1月9日 14時03分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190109/k10011772121000.html
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