●『金日成は在日朝鮮人を敵陣地に降下させた落下傘部隊であると激励した』

ジャーナリストの林 玲氏が「『日本共産党史』から消された『朝鮮総連』結成秘話」という興味深い論文を書いておられる。次のURLに引用されているが、重要な部分を紹介しよう。

http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid289.html

「戦前から、日本共産党のもとに多くの在日朝鮮人が集っていた。例えば、共産党系の労働組合の全協(日本労働組合全国協議会)は、最盛時の1931年(昭和6年)ごろ、組合員数は3万人だったが、

うち3割を朝鮮人が占めていた。」

このように日本共産党には戦前から多数の朝鮮人が加わっていて、終戦後に党が再建される際には、必要な資金の大半を当時の在日組織である
朝連(在日本朝鮮人連盟)が提供し、昭和21年2月に開かれた第5回党大会当時の党員数はおよそ6000人。うち約1000人が朝鮮人だったという。