01/11 00:11 更新
 札幌市水道局は10日、北区新琴似7の7の道路に埋設している水道管に漏水が起きていたと発表した。厚さ20センチのアスファルトの下に縦6・5メートル、横5・5メートルの空洞も発見、道路が陥没する恐れがあることから緊急工事を行う。市は11日午前0時から12日午前0時まで、北区新琴似、新川、西茨戸、屯田の一部約3万世帯で水が濁る可能性があるとして、濁水を使用しないよう呼びかけている。

漏水は道道西5丁目樽川通の地下に埋設されている水道管とマンホール(排水弁室)の接合部で見つかった。6日に毎時130立方メートルの水が漏れていることを確認、10日の地中調査で空洞も分かり、市は周辺を交通規制している。

 工事で濁水が起こるエリアは北区新琴似4〜12条の一部、新川8の16。濁水の可能性があるエリアは西茨戸1〜3条の1丁目、屯田3〜11条の一部など計約3万世帯。濁水は12日以降、解消する見通し。

 現場近くのラーメン店の佐藤満さん(52)は「濁水が出れば店を休まないといけない。しっかりと問題を解決して工事してほしい」と話した。

 市は11カ所に給水場を設ける。応急給水などの問い合わせは水道局北部配水管理課(電

https://www.hokkaido-np.co.jp/sp/article/265702