越前市が採用試験でポルトガル語

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/20190111/3050001264.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

日系ブラジル人が増え続けている越前市で、児童や家族のきめ細かいケアにつなげようと、
来年度の保育士と幼稚園の教諭の採用試験で希望する受験者にポルトガル語の面接が導入されることになりました。

面接を受けた場合、点数が加算される仕組みで、越前市は
「ポルトガル語を学ぶきっかけにしてほしい」としています。

製造業の工場が多く立地する越前市では、日系ブラジル人を中心に外国人が増え続け、
市内の保育園や幼稚園などに通うブラジル人の子どもは194人と全体の6パーセント余りを占めています。
越前市は、日本語を十分に習得できていないブラジル人児童や家族のケアにつなげようと、
来年度の保育士と幼稚園の教諭の採用試験でポルトガル語の面接を導入することを決めました。

面接は、希望者を対象に行われ、ポルトガル語が堪能な市の職員と会話し、
日常生活で使う単語が理解できるかなどを見極めるということです。
受験者には、試験の点数に全員1点が加算されるほか、能力に応じて
最大で5点程度が加算される仕組みで、市では、増加する外国人児童の
教育や保育環境の充実につなげたいとしています。

越前市は「児童や家族とポルトガル語で簡単な会話ができるだけでもストレスの軽減につながる。
ポルトガル語を学ぶ機会は少ないので、学習のきっかけにしてほしい」
と話しています。

01/11 09:42