事件の全容は、非常に根が深くおぞましい。
全体から見れば、たかが6〜7年の冤罪投獄など、
ほんの一欠片のエピソードに過ぎない。

元被告は、孫娘に「挿入していなかった」ことでは無罪になったが、
娘とセックスする(元被告本人が認めた)など性倫理が欠如しており、
孫娘への猥褻行為はあったと考えるのが自然だ。

このおぞましい事件を、単なる司法叩きに矮小化するのは間違い。
ましてや、背景の事情を想像せずに元被告を英雄視し、
孫娘を叩くに至っては、情弱を通り越して悪意を感じる。