2019年1月11日 17時30分
共同通信

 雇用保険などの算定基準となる「毎月勤労統計」で長年にわたり不適切な調査を続けていた厚生労働省。東京都台東区のハローワーク上野を訪れた求職者からは「ふざけんじゃねぇ」「何を信じたらいいのか」と憤りや戸惑いの声が上がった。

 東京都北区の男性(68)は「でたらめなことをやって」と語気を強める。失業者にとって雇用保険の給付金は貴重な収入と強調。「ずさんな調査で低く抑えられていたなんてとんでもない話だ」と不満をあらわにする。

 厚労省に対しては「表沙汰になった以上、きちんと責任を取ってもらいたい。そうでなければ、また繰り返される」と厳しい口調だ。
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