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シガキフグ」が富山湾で捕獲され、魚津水族館で展示されています。

「イシガキフグ」は、体中にとげがあるハリセンボンの一種で、去年11月下旬に富山湾の入善沖の定置網で捕獲されました。

「イシガキフグ」は、温帯や熱帯の海域にひろく生息していて、対馬暖流にのって南からやってきたとみられ、富山湾で生きたまま見つかるのは非常に珍しいということです。

魚津水族館の記録では見つかったのは24年ぶりで、漁業者から譲り受け、水温を20度に保った水槽で展示しています。

体長は29センチで、灰色のからだに黒色の細かい斑点、くりくりとした大きな目と大きな口が特徴で、同じように暖流にのって富山湾にやってきたミノカサゴなどといっしょに水槽のなかをゆったりと泳ぎ回っています。

大きくなると体長は60センチ以上になるということで、水族館では、観察を続けながら長期的に飼育していきたいとしています。

魚津水族館の泉拓朗飼育員は「ハリセンボンのようにとげは長くありませんが、とても愛らしいので人気者にしたい」と話していました。

「イシガキフグ」を展示
01月12日 12時44分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20190112/3060001101.html