警察庁と17道府県警の警察官が出版社「EDU―COM(エデュコム)」(東京)の昇任試験対策問題集に執筆し、報酬を得ていた問題で、執筆料が1年以上にわたり毎月支払われていた警察官が道警の現職、OB各1人を含め、少なくとも36人いることが同社の内部資料で分かった。うち総額が294万円とされる道東の警察署長には1年8カ月間、最高で10万円が毎月支払われていた。いずれも副業許可申請は確認されておらず、地方公務員法(兼業の禁止)違反などに当たる可能性がある。

 同社内部の支払いリストによると、同社は2010年1月〜17年3月、警察官467人に執筆料として計1億円超を支出。このうち36人は全国版や各県版の問題集を執筆。内訳は、北海道版を書いていた道警2人のほか、▽全国版12人▽兵庫版7人▽埼玉版5人▽大阪版3人▽千葉、京都版各2人▽奈良、愛知、神奈川版各1人―だった。

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01/12 05:00
北海道新聞
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/266214

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