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https://www.mbc.co.jp/news/mbc_news.php?ibocd=2019011200034024

去年、日置市の住宅で、男女5人が殺害された事件で、現在、鑑定留置されている容疑者の男について、鹿児島地方検察庁は近く殺人などの罪で起訴する方針です。

この事件は、日置市東市来町湯田の無職、岩倉知広容疑者(39)が、去年、3月から4月にかけて、近くに住む祖母の岩倉久子さん(89)の住宅で、久子さんと父親の正知さんなど、親族ら、男女合わせて5人を相次いで殺害した殺人などの疑いで逮捕・送検されたものです。

岩倉容疑者については犯行当時の精神状態などを調べる鑑定留置が去年6月から行われていますが、捜査関係者によりますと、これまでの鑑定で刑事責任を問えるとの判断が得られたため鹿児島地検は、近く岩倉容疑者を殺人の罪などで起訴する方針です。鑑定留置の期限は今月16日です。

逮捕当時、岩倉容疑者は5人の殺害を認めましたが、祖母と父親については、「殺意はなかった」と供述していました。