大和堆でも報道されてなかったが、多数の機関故障や浸水、転覆した北朝鮮漁船を海保と水産庁は見つけて救助していたんだよ。
海保は国際条約の枠組みで平壌の救助調整センターと直接連絡をとることができる。
基本的に要救助者は現場海域で北側に引き渡していた。
北側の受取船は、鋼の漁船で、木造船と違って国際VHF無線局を積んでいた。
恐らく平壌当局から遭難者受取を指示された漁業母船と思われた。

先月、海保と水産庁が大和堆から撤退した。
その後、何故か韓国海軍と海洋警察があそこで(自称)救助活動をしたわけだが、
北の木造船は衛星系の遭難信号を出す能力がないので、どうやって遭難を認知し得たのか?
実務者から見ても、かなりの謎ですよ。