阪神大震災 「希望の灯り」各地へ 追悼行事に向け分灯始まる


 阪神大震災の犠牲者を追悼するため神戸市の東遊園地にともされている
ガス灯「1・17希望の灯り」の火を各地の学校などで開かれる追悼行事に
分ける「分灯」が12日、始まった。震災で亡くなった人へ思いをはせて
ほしいとの願いが込められており、17日まで続く。

 この日は小中学校や市民グループ計約30団体が参加。希望の灯りから
ろうそくに火を移し、それぞれがランタンに明かりをともした。
兵庫県加古川市立氷丘中2年の松本心さん(14)は「生まれる前にあった
震災の教訓を学校で受け継いでいきたい」と話した。(共同)


毎日新聞(2019年1月12日 23時03分、最終更新 1月12日 23時03分)
https://mainichi.jp/articles/20190112/k00/00m/040/254000c