小樽市内の小学生以下の子供を対象にした新年子ども会(市主催)が12日、市勤労青少年ホームで開かれ、東洋水産のカップ麺「赤いきつねうどん」を好みの味に仕上げる体験を行った。子供たちは好きなだしを選び、油揚げやもちなどの具材を入れたオリジナルカップ麺作りを楽しんだ。

カップ麺作りには36人が参加。市内銭函にある同社北海道工場の品質管理課の社員が講師となり「おいしさは味覚だけでなく視覚や触覚など五感を使って感じる」「味覚は体に良い物と悪い物を見分けるセンサーの役割を果たしている」と解説した。

 また同社社員は赤いきつねのだしについて「全国各地の好みにより、かつお節やコンブ、濃い口しょうゆを使った北海道と東日本向け、煮干しと薄口しょうゆを使った関西と西日本向けの4種類がある」と説明。参加者は4種類のだしを飲み比べ、違いを確認した。

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