2019年1月13日 7時10分
先月、山梨県南アルプス市の車の中で顔にけがをした男性が見つかり、その後死亡した事件で、少年を含む男3人が傷害致死の疑いで逮捕されました。警察は3人の供述などから男性との間に交通をめぐるトラブルがあったと見て詳しく調べています。

先月30日山梨県南アルプス市湯沢で、道路にとまっていた軽乗用車の後部座席で車の所有者で市内の会社員、細田勝弘さん(39)が顔にけがをして意識不明の重体となっているのを家族が見つけ、細田さんは病院に搬送されましたが今月1日に死亡しました。

警察は細田さんが何者かに暴行を加えられたものと見て捜査を進め、聞き込みや防犯カメラの映像などをもとに12日までに、静岡県牧之原市の自称アルバイト、深澤一也容疑者(39)と、弟で南アルプス市の自称会社員、深澤健二容疑者(32)、それに遊び仲間で静岡県の17歳の少年を、いずれも傷害致死の疑いで逮捕しました。

細田さんは見つかる前の日の夜まで知り合いと会ったあと行方が分からなくなっていたということで、警察はそのころ暴行を受けて現場まで運ばれたものと見ています。

警察は認否を明らかにしていませんが、3人の供述などから細田さんとの間に交通をめぐるトラブルがあったと見て詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190113/k10011776381000.html