この春卒業する予定の大学生の就職内定率は去年12月の時点で87.9%と調査を始めた平成8年以降、最も高くなりました。

厚生労働省と文部科学省が、全国62の大学のおよそ4700人余りの大学生を対象に調査したところ、去年12月1日現在の就職内定率は87.9%でした。

これは前の年の同じ時期を1.9ポイント上回り、調査を始めた平成8年以降、最も高くなっています。

地域別では、関東が最も高く90.5%、近畿が89.9%、中部が88.1%、北海道・東北が86%、中国・四国が82.6%、九州が80.5%、となっています。

厚生労働省は「景気回復で人手不足の中、企業の採用意欲が高まっている。内定が出ていない学生に対しても引き続き連携して支援していきたい」としています。

2019年1月18日 15時03分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190118/k10011782601000.html