http://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/20190122/5020002352.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
ロシアの大手ガス会社が、アジアに向けたLNGの輸出拠点として、
北九州市のLNG=液化天然ガスの基地を活用することになりました。
北九州市若松区には、LNGを貯蔵するタンクやタンカーが接岸できる岸壁などを備えた
西部ガスの「ひびきLNG基地」があります。
西部ガスによりますと、ロシアの大手ガス会社「ノバテク」が、アジアに向けたLNGの輸出拠点として、
「ひびきLNG基地」を活用することになりました。
具体的には、「ノバテク」が輸出するLNGをこの基地の貯蔵タンクに一時保管したり、
タンカーへのLNGの積み替えなどを行えるようにするということです。
「ノバテク」はシベリアで生産したLNGをヨーローッパ経由の西回りルートで
中国などアジアに輸出していて、輸送におよそ40日間かかっています。
一方、北九州市の基地を経由した東回りのルートが実現すれば、
半分のおよそ20日間に短縮できるということです。
2年前から始まった都市ガスの小売り自由化で競争が激しくなる中、西部ガスとしては、
「ノバテク」に「ひびきLNG基地」を活用してもらうことで収益の向上を図りたい考えで、
現在2基あるLNGタンクを、今後、最大で2基増設することを検討しているということです。
01/22 12:34