陸上自衛隊米子駐屯地の23歳の自衛隊員が、SNSを通じて知り合った女子児童など3人にスマートフォンで裸の画像や動画を送らせたなどとして、児童ポルノ禁止法違反などの疑いで逮捕されました。

逮捕されたのは、米子市にある陸上自衛隊米子駐屯地の3等陸曹、三島翔容疑者(23)です。
警察の調べによりますと、三島3等陸曹は去年9月、若者に人気の動画共有アプリを通じて知り合った熊本県内の11歳の女子児童にスマートフォンで裸の画像を送らせたり、画像を送らなければ危害を加えると言って脅したりしたということです。
その2か月後には神奈川や埼玉の女子児童や女子中学生にも裸の動画を送らせたとして、児童ポルノ禁止法違反と脅迫の疑いがもたれています。
最初に被害に遭った女子児童の母親から相談を受け、警察がスマートフォンを調べたところ、三島3等陸曹が関わった疑いが強まったということです。
三島3等陸曹のスマートフォンには他にも児童ポルノとみられる画像や動画が複数保存されていて、警察の調べに対し「販売して利益を得るつもりだった」などと供述し、容疑を認めているということです。
米子駐屯地司令の天内一雄1等陸佐は「事実であれば隊員としてふさわしくない行為で、誠に残念だ。社会人としてのモラルと防衛省職員としてのあるべき姿を教育し、再発防止に努めていきたい」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/20190129/4040002000.html